iCloud構想が生まれるきっかけはiPadにあったのではと妄想しています。
というのも私はiPhone、iPad、Macを所有していますが、iPadを持ったときにそれぞれの連携に煩雑さを感じました。
iPadで買ったアプリや音楽がiPhoneで使えず、iPadとMacを同期して、それからMacとiPhoneを同期してという面倒だと感じました。
iPhone-Macの関係だけではそれほど気にならなかった、ケーブルを使った同期の煩雑さがiPadが増えただけで非常に強く感じました。
また私はゲームはなるべくiPadで遊ぶようにしています。めちゃくちゃ大画面できれいで、携帯ゲーム機とは一線を画す迫力があるからです。でもゲームにはまった時は、iPhoneで続きがしたいなって思う事がありました。外ではiPhoneで家ではiPadでゲームをしたいなって思いました。
そういったニーズはやはりiPadがAppleのデバイス群に追加された事で生じた面があり、それがiCloudの必要性へとつながってるのかなって思います。
iCloudに似た考え方でデバイスに関わらず、どこでも同じ作業環境が欲しいというニーズへの解決策は一方でWebアプリという形で提供されます。古くからiPhoneに興味を持っていた人は知っている事ですが、実はAppleはiPhoneでは昔はネイティブアプリの動作を認めていませんでした。Webアプリの普及の方向へ舵を取っていたのです。ところがiCloud構想はネィティブアプリを基盤にしています。Appleの最大の資産であるアプリを最大限に生かすためだと思いますが、本当に面白い事だと思います。
そしてWebアプリ vs iCloud構想という図式がなりたつと思います。
ブラウザベースのWebアプリでも、メーラー、スケジューラー、アドレス帳、その他多くの機能が実用的に動作すると思います。
私が思うに最終的にこの戦いにおけるキーは、ゲームにあると思っています。
音楽、画像、大容量のデータを必要とするリッチなゲームを実行するにはどうしてもネィティブアプリの方が有利です。
最終的にこのゲームというキラーコンテンツを手中に収めてCloudの考えは今後の流れを決定づけると予想しています。
同じゲーム内データを共有しながら、Mac、iPad、iPhoneのそれぞれの端末で、それぞれに適した形でゲームが出来るという事は非常に面白いことだと思います。
そしてAppleには隠し球のApple TVがあります。
iOSベースのApple TVが据え置き型ゲーム機のポジションを狙っていく可能性は結構あるのではと想像します。
このデバイス間をまたがるゲームの形の方向性が作られたらAppleは本当の意味で革新的にゲームの分野にも切り込む事ができるのではと思います。
Appleによるゲームの再定義です。
あー、妄想するだけで楽しいです!
そんな素敵な未来に関わっていきたいな〜!

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