iPhoneアプリの開発は難しいと思われるかもしれませんが、実はやる気さえあれば誰でもできるものです。
売れるものを作りたいとか、世の中にないものを作りたいとか、条件を上げていけば難しくなりますが、まずは動くものを作るだけでもすごく楽しいです。
iPhoneという携帯電話の中で自分の思うようなアプリが動くというのは、初めて実践すると本当に感動しますよ!
で何を作れば良いのかということですが、iPhoneアプリの企画には大きく分けて3つのベクトルがあります。
1)アイデアから出発するアプローチ。
2)技術から出発するアプローチ。
3)デザインから出発するアプローチ。
最終的には、アイデア、技術、デザインの全てがiPhoneアプリの開発には必要ですが、そのスタート地点はこの3パターンがあると思います。
それぞれについて見て行きます。
1)アイデアからのドライブ
これは企画が好きな人や、絶対にこんなアプリが欲しいという強い思いがある人に向いています。
この手法の欠点は最終的に実装可能かどうかわからない場合があることです。
iPhoneアプリのおもしろいアイデアをお持ちの方は開発はプログラムの得意な方に頼むという方法もあります。
iPhoneアプリの開発の勉強をする場合でも、作りたいアイデアを持っている場合は効率的に学習できます。
この方法は割と経験者向けです。うまくいけばばっちりはまりますが、失敗の可能性もあったりします。
例えば、「聴くだけダイエット」のようなアプリがこんな感じでスタートしてます。
2)技術からのドライブ
初めての開発で一番おすすめの手法です。
これはプログラムの勉強をしながら行うことができます。
写真とか画像とかテーブルビューとか勉強していきながら、マスターした技術を使って何かできないかと発想していく方法です。
例えば、「つみおと」はこんな感じでスタートしてます。
「つみおと」の場合、アイデア先攻型の「拡声器」アプリを開発していて、技術的問題で没になったのですが、その時の音の入力と出力の技術を捨ててしまうのが惜しくて、何とか活かす方法はないかと模索しているなかでアイデアが生まれました。
このアプローチの場合、技術的に実現可能性が非常に高いのがメリットです。
またiPhoneアプリの勉強を始めたばかりでも、自分の手持ちの技術を最大限に生かして何か出来ないかを必死で考えれば何かアイデアが出てくるものです。
このアプローチの場合夢のようなアイデアではありませんが、身の丈に応じた実現可能なアイデアが生まれますので、最初の一歩におすすめです。正直アイデアが先攻して実現出来るかどうかの調査をしていくのは結構しんどいものです。
3)デザインからドライブ
これは絵が得意な方、イメージが得意な方が中心になった場合に生じます。
言語的なアプローチではなく絵的なアプローチになります。
メインキャラクタやメインのイメージが先にありそれをどのように表現して行くかという手法になります。
世界観のあるアプリや、キャラクターのたったアプリがこれに該当します。
iPhoneアプリの場合、デザインは非常に重要ですので、プロググラミング技術以外にデザインの勉強をしていることは非常に有利です。
